フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な貿易」ということです。
発展途上国で生産された日用品や食料品が、先進国で驚くほど安い価格で販売されていることがあります。
そして、その一方で生産国ではその安さを生み出すため、正当な対価が生産者に支払われなかったり、生産性を上げるために必要以上に農薬が使用されて環境が破壊されたり、そのことにより生産する人達の健康に害を及ぼしたりといった事態が起こっています。
生産者が美味しくて品質の良いものを作り続けていくためには、
生産者の労働環境や生活水準が保証され、自然環境にもやさしい配慮がされている持続可能な取引の流れを作っていくことがとても重要です。
発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにで、立場の弱い発展途上国の生産者や労働者の生活が改善され自立できるよう作られた貿易の仕組みのひとつがフェアトレードです。
つぎは
なぜフェアトレードなのか