カプチーノの作り方

まずは、簡単にカプチーノとカフェラテの違いを!

 

カプチーノ の 基本スタイルは 1:1:1 の割合
●割合(底が細くなっているようなカプチーノ用カップの割合です)

カップの底から・・・・・・・・・・・・・・ エスプレッソ30cc
スチームドミルク(温まったミルク)・・・・ 40~60ccぐらい
フォームドミルク(泡だったミルク)・・・・ 40~60ccぐらい

●美味しいポイントは65度以下のミルク

イタリアンスタイルで大切なポイントはスチームドミルクの温度です
その理由は、ミルクの成分である乳脂肪はこの温度で分離が 始まります。
甘いマイルド感のあるミルクの旨みはここがポイントです。
欧州では、50度ぐらいまで低い温度もあります。
(ちなみにスタバは70度)

カフェラテの 基本スタイルは たっぷりのスチームドミルク
●割合

カップの底から・・・・・・・・・・・・・・ エスプレッソ30cc
スチームドミルク(温まったミルク)・・・・ 90~100cc
フォームドミルク(泡だったミルク)・・・・ 1cm以下ぐらいの
イタリアンスタイルでは、ホットカフェラテはほとんどなく、
アイスカフェラテになります。

日本に普及していますカフェラテはシアトル系スタバやタリーズの
カフェラテスタイルが、標準になっていますね。

Scuro:スク-ロ
ドライカプチーノと言われるスタイルです。
泡タップリですのでスプーンで泡をすくって食べるんですね。
サエコでは、ミルクアインランドで創った泡がこれですね。Chiaro:キアーロ
ウェットカプチーノと言われるスタイルです。
ミルクが多く泡が少ないラテに近い シアトル系カプチーノ。freddo:フレッド
アイスカプチーノですね。
低脂肪のミルクに、氷、ミルク、エスプレッソを入れて攪拌して泡立てます。
グラスに入れて。(シャカラート)

この動画は、100V家庭用のスチーミング。

以下は、200V業務用のスチーミングです。

①ピッチャーにミルクを入れます(半分以下) 牛乳の温度:5℃程度がベスト
②スチームノズル(パナレロ)を深く沈めます
③マシンの スチームを全開にしてスチーム開始します

④ ミルクピッチャーに手を添えます
⑤ミルクピッチャーをゆっくり下げます(液面ギリギリに)
⑥「キュルキュル」音を確認して

⑦ ミルクピッチャーを、3回リズミカルに上下します(ワン・ツー・スリー)
※空気が入り液面が上昇してきます(矢印はスチームでミルクの液面が下がり、空気が入る意味)

⑧ミルクピッチャーを約15度傾けます。
⑨ミルクピッチャーを持ち上げ、ノズル(パナレロ)を深く沈めます。
ポイントは、ミルクの攪拌ですが、空気を多く含めると軽いカプチーノに適しています。
空気を少なくするとラテ用です。

⑩ミルクピッチャーが熱く持てなくなったら、添えた手を離し、1~2秒待ってスチームを停止します。
(温度は、62-65℃がベスト:イタリア系 甘く風味があります)
スタバ、タリーズなどシアトル系は70℃近いスタイルです。

スチーミングはコツを掴むまで、トレーニングしかありません。
セミオートは、勢いがよく5~6秒でスチーミングが完了しますが100V全自動マシンなどのスチーミングは、10秒以上は必要です。

全自動の機種によっては、装置でふっくらミルクフォームが簡単に出来ます。

JURA E6のミルクフローサー:直接ミルクチューブでつないで簡単に

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GAGGIA accdemia ミルクカラフェ:600ml容量のミルクカラフェを本体にセットしておっけばボタン一つでミルクフォームができます。

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イタリアンバール【カフェではない】
イタリアの街角には必ずと言っていいほどバールがあります。その数はイタリアだけで約15万件と言われています。イタリア人の生活になくてはならないもの。

それが「バール」です。

セガフレード・ザネッティ・エスプレッソでは本格イタリアンバールそのまま、おいしいエスプレッソを飲むだけでなく、「朝」はカプチーノとクロワッサン、「昼」はカフェラテとパニーニ。「夜」はワインを飲みながらアンティパストと、様々なメニューをお楽しみ頂けます。

ミオバール【My Bar】

イタリア人は親しみを込めて行きつけのバールをこう呼びます。
そこにはいつもの顔ぶれがあり、情報交換の場としても使われます。

単に飲食をするだけでなく、時には仲間と楽しく過ごし、時には1人でゆっくり読書…。
何気ない日常における自分にとって大切な場所。
忙しい毎日の生活を、ちょっとだけ豊かにしてくれる空間。

それが「イタリアンバール」です。


エスプレッソ・カプチーノが似合うイタリアの田舎風景 BSの『小さな村の物語 イタリア』。

意外にもイタリア男は、寡黙でまじめ、実直な生き方は、昔の日本人の気質にも似ているよう・・・。
この国の村で暮らす男達も、あまり恵まれなかった昔に少しだ­け愚痴を言いながら生きているんですね。
曲はクロアチアの歌手ヴァンナによる「SUSRET」、クロアチア語で聴く「L'appuntamento」 が新鮮です。

三上博史さんのナレーションが秀逸ですね。